保育士・幼稚園教諭を目指したい人へ / 千葉県木更津市

清和大学短期大学部

保育士・幼稚園教諭を目指したい人へ / 千葉県木更津市

教員・保育士養成課程

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教員の養成状況についての情報

本学では、「教育職員免許法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について」(26文科初第630号・平成26年9月26日)の通知に従い、教員の養成状況についての情報を公開しています。

教員養成の目標及び計画

清和大学短期大学部では、学校法人君津学園の教育理念である「真心教育」に基づき、教員養成を行っています。「真心教育」とは、知徳体の調和をもった人格の完成を目指す教育理念であり、その「真心教育」を実践できる教員の養成が清和大学短期大学部教職課程の使命です。その実現のためには、自身の知徳体すべてについて伸ばす努力を重ねるとともに、児童の知徳体を伸ばすために努力できる教員を目指すことが求められます。

「真心教育」とは、次のとおりである。
  • 社会の良心となる人物の育成
  • 心身健康な明るい青年の育成
  • 知育偏重、画一主義の排除
  • 唯物主義、唯物史観の世界観を教育の根底としない
  • 個性の伸長と可能性の発現に努める
  • 事に処するに積極能動的な人物の育成
  • 霜雪にくじけない強靭な魂の育成
※上記「真心教育」を実践する場合の分かり易い指針としては、
(a)社会の良心たる人物となれ
(b)困難にくじけない逞しい人物になれ
(c)大いなる真実の自己に生きよ
の3点である。

幼稚園教諭二種免許状取得の場合のモデル履修プラン

清和短大のカリキュラム

教員の養成に係る組織及び教員の数

教務委員会、実習委員会並びに進路指導室が教職課程全般に関する指導・事務等を全学的に管轄しています。なお、科目区分ごとの専任教員数は下表のとおりです。

区分 教員
領域及び保育内容の指導法に関する科目 古川哲也
竹内直人
平田和世
加藤緑
仁科幸
前沢知子
教育の基礎的理解に関する科目 後藤沙織
佐々木竜太
吉濱優子
道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目 後藤沙織
佐々木竜太
教育実践に関する科目 佐々木竜太
仁科幸
前沢知子

教職課程の授業科目について

区分 科目 開講年次 単位
領域に関する科目 幼児と健康 1 1
幼児と人間関係 1 1
幼児と環境 1 1
幼児と言葉 1 1
幼児と表現I(音楽) 1 1
幼児と表現II(造形) 2 1
幼児と表現III(身体) 2 1
領域に関する科目 健康指導法 2 1
人間関係指導法 2 1
環境指導法 2 1
言葉指導法 1 1
音楽表現指導法I 1 1
音楽表現指導法II 1 1
造形表現指導法 2 1
身体表現指導法 2 1
教育の基礎的理解に関する科目 教育原理 1 2
教職論 2 2
教育制度論 2 1
保育と教育の心理学 1 2
特別支援教育 1 1
教育・保育課程論 1 2
道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目 教育方法論 2 2
幼児理解法 1 1
教育相談 1 1
教育実践に関する科目 教育実習I(事前・事後指導) 2 1
教育実習II 2 4
教職・保育実践演習(幼) 2 2

教員免許状取得者数と教員採用数

  教員免許状取得者数 正規採用者数 非正規採用者数
令和3年度 55人 29人 0人
令和2年度 53人 25人 0人
令和元年度 47人 22人 1人
平成30年度
(小学校)
38人
(3人)
9人
(0人)
0人
(0人)

教員養成に係る教育の質向上に関する取り組み

教員養成に係る教育の質向上に関して、以下のような取り組みを実施している。

  • 1年次卒業必修科目である「総合保育演習」と「基礎演習」を、教育実習と保育実習のための基礎的・全人的学習のための科目と位置づけ、全専任教員で担当し、学生が本学における教育課程を通じて身につけるべき保育者として必要な基本的な姿勢【「意欲・積極性」「責任感」「協調性」「探究心」「社会性」】を養うため、きめ細かな指導を行っている。
  • 1年次卒業必修科目である「総合保育演習」において、附属幼稚園での実習を複数回行っている。その実習の中で、制作活動や運動遊び、保育教材、絵本、紙芝居の読み聞かせ等を実践し、子ども理解を深めるとともに、実習で求められる指導案や日誌の書き方を学び、実習で必要な実践力を高める機会としている。
  • 学外集中授業、学園祭、おはなし会、卒業記念発表会といった学校行事を、保育者として必要な実践力を育む重要な学習機会としている。また、学園祭とおはなし会は、近隣の子どもたちが多く参加することから、地域との交流が深まる貴重な機会ともなっている。
  • 保育者として必要なスキルのひとつであるピアノは、「ピアノ演奏法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」と、毎学期開講し、学生のピアノ学習経験の差によって進度が異なるため、8〜10名程度に分けたグループを編成し、6名の教員で個々の進度に合わせたきめ細かな指導を行っている。そうした指導を通して、学生がピアノを練習し続けるモチベーションを維持するとともに、入学時にピアノが未経験であった学生も単位を取得できるようになっている。
  • 保育実習や教育実習に臨むにあたって、学生各自が学びたい実習課題を立て、文章にまとめるが、その作成の際には、全専任教員で共通認識をもって指導にあたり、学生が実習に向けての意識を高めるとともに、学びの多い充実した実習を経験することにつながっている。