本学によせられた高校生からのよくある質問とその回答です。
清和大学短期大学部はこども学科の短期大学です。保育士、幼稚園教諭を目指す学生に幼児教育、児童福祉に関する教科を教えています。
大学は在学期間が4年、短大は2年です。短大は専門に特化したカリキュラムで実践的な教育を提供しています。
講義室のほか、ピアノの練習ができるピアノ個人教室、学生が時間をすごせる学生ホールをはじめ、図書館、就職相談室、美術室、調理室などがあります。このほか、学園全体で使用できる体育館などがあります。
本学の建学の理想は「真心教育」です。幼稚園教諭や保育士の養成を目的とし、
を目指しています。
1コマの授業は90分です。
1日5時限(5コマ)の授業が組まれていますが、自分の取得免許・資格に応じて、授業は選択できます。1日どのぐらい授業を受けるかは、履修の選択と曜日によって違ってきます。1日平均3コマから4コマで、講義形式の授業や実技、演習も含まれています。
高校のように「クラス」に分かれていません。しかし、短大には1年生で基礎ゼミ、2年生で総合演習という「ゼミナール」形式の授業があります。これは卒業必修科目で、全学生が履修します。「ゼミナール」形式というのは、6~10人の学生に対して1人の教員が担当して演習を行う授業です。このときのゼミナールの教員が、いわば高校の担任にあたります。
短大で設置されている科目、卒業に関わる科目から、それぞれの資格・免許に必要な科目をしっかり勉強してください。資格・免許のための基礎的な勉強、実際に仕事を行うために必要な実践的な勉強、実習の準備のための勉強などに分かれています。
保育基礎技能、領域及び保育内容の指導法、教育・保育の基礎的理解、教育・保育の対象の理解、教育・保育実践、以上の科目があります。
定期試験は前・後期の最後に行われます。教科によっては、筆記試験ではなく、レポートや授業内の小テストによって評価されるものもあります。また、実技科目では試験期間中に実技の試験が行われます。
入学者の7割以上がピアノの経験がない学生です。清和大学短期大学部のピアノの授業は少人数指導の形式で行われています。入学後にしっかり練習することで、保育者に必要なピアノの技術を習得することができます。また、入学前にも未経験者のためのオリエンテーションを行っているほか、補講も行われています。
保育実習は夏季、春季の休業期間中に、所定の保育所と施設で行います。1回の実習は10日間です。幼稚園教諭免許のための教育実習は、春秋に4週間行われます。
清和大学短期大学部では、保育士登録資格、幼稚園教諭二種免許が取得できます。
保育士になるには、保育士登録資格が必要です。清和大学短期大学部の卒業と保育士登録資格に必要な科目を履修しなければなりません。
幼稚園教諭になるには、幼稚園教員免許が必要です。清和大学短期大学部の卒業と幼稚園教員免許に必要な科目を履修しなければなりません。
毎年就職する学生の進路先を集計して概略の数字を出すと、公立・私立の保育園に約50%、公立・私立の幼稚園に約20%、福祉施設に約20%、一般企業は、約10%程度の割合になります。保育者として働く希望を持っている学生の大半が保育所や幼稚園に就職しています。小学校教諭には、教員採用試験の合格が必要ですが、臨時採用の教員として毎年数名が就職しています。
卒業までに保育士登録資格に必要な履修を終えた学生が、登録資格見込ということで、募集のあった保育所の就職試験・面接を受け、合格することが必要です。
卒業までに幼稚園教員免許に必要な履修を終えた学生が、卒業後に免許取得の見込ありということで、募集のあった幼稚園の就職試験・面接を受け、合格することが必要です。
保育所以外の児童福祉施設でも、保育士として働くことができます。清和大学短期大学部の卒業生も、保育士として知的障害者施や児童養護施設などで働いています。
毎年、一般企業に就職する卒業生が15%程度います。
清和大学短期大学部は、基本的に土曜日、日曜日、祝日の授業はありません。
奨学制度として、日本学生支援機構と本学奨学生の二つがあります。日本学生支援機構の奨学制度は、人物・学業ともに優れ、かつ健康であって経済的理由により修学困難な学生に対し、月額30,000~120,000円の貸与を受けるものです。本学奨学生は、1年次奨学生の場合、一年次の授業料のみ免除されるもので、高校の成績が評定平均値3.5以上であることを条件とし、基礎能力調査、面接試験の結果および調査書、奨学生推薦書の記載内容により決定します。本学奨学生を希望する学生は、清和大学短期大学部入試課に問い合わせてください。2年次の奨学生は一年次の成績により、改めて認定します。
木更津駅から徒歩約5分のところにある学園のバスターミナルからスクールバスが出ています。また、許可を得た学生へのバイク・自動車による通学も認められています。
通学にバイクや車を使いたい場合、通学許可、学園駐車場の許可が必要です。
あります。毎年秋に学園祭が行われています。ゼミナールごとの発表や模擬店、部活や有志の団体による発表があります。
あります。8月から9月までの約1ヶ月です。この時期を利用して、2年生は10日間の保育実習を行います。
多くの学生がアルバイトをしています。ただ、清和大学短期大学部の場合は、2年間で資格・免許に必要な科目を履修しなければならず、実技や制作などもありますから、勉強との両立のために、しっかりと自己管理することが大切です。
毎年、11月に学校推薦型選抜、2月に一般選抜が行われます。この他に、総合型選抜も行っています。
詳しくは「入試情報」のページをご覧ください。
入学試験は、学校推薦型選抜の場合、高校での成績と選択試験と面接、一般選抜の場合、国語と面接試験です。総合型選抜では、高校での成績と選択試験と面接が行われます。すべての入学試験で、提出された書類も含め、総合的に判定いたします。入学試験のために特別な勉強が必要なわけではなく、高校での基本的な勉強がきちんと学習されていることが求められます。