本学の行事は、学生生活に“うるおい”を与えることだけでなく、これらの活動を通して、幼稚園や保育所で役立つ、実践的能力を高めることも目的にしています。
清和大学附属幼稚園での体験実習は、「総合保育演習」として行われ、上記の実践的能力の充実に貢献しています。
本学では、入学候補者に対して「入学前教育」を実施しています。短大での2年間は幼児教育及び保育に特化した専門的な学習の連続です。この学習に対する不安を少しでも解消することを目的としています。
提示された課題に基づいて1,200字程度にまとめます。自筆で提出してください。
幼稚園、保育所では子どもの様子等を手書きで記録します。その際に使用される漢字が中心です。しっかりと確認をしておきましょう。
音楽活動の指導、援助は保育者にとって必須です。幼稚園や保育所からの求人もピアノが弾けることを条件にしている園が殆どです。しかし、経験が全くなくても2年間の学習で現場で対応できる技術は習得できます。楽譜の読み方も含め指導します。入学してから正規の授業で学びますが、1日でも早くピアノに慣れたいという要望に応じて実施することから「ピアノ事前指導」と呼びます。
表現系科目の2年間の学習成果の発表の機会として、毎年3月に客席数700の「かずさアカデミアホール」で実施しています。平成27年度からは卒業必須科目「卒業研究(表現)」として単位化されました。音楽表現(ピアノ独奏、ハンドベル演奏、器楽合奏、声楽アンサンブル、合唱)、身体表現(創作ダンス)、造形表現(作品展示)の多岐にわたります。学生は仲間と協力して主体的に練習に取り組んでいます。卒業間近に行っていますので、学生生活の良き思い出となっています。
おはなし会は、地域の子どもたちに手遊びや身体遊び、絵本の読み聞かせなどを行います。未就園児とふれあう貴重な機会です。
学生たちは自分たちで企画した遊びを子どもたちと楽しみます。
清和祭(学園祭)は毎年11月に開催されます。ゼミごとに段ボール迷路や縁日のヨーヨーつり、輪投げなど子どもたちが楽しめる企画を考えます。また、人形劇やハンドベルなどの催しもあります。安くておいしい模擬店もたくさんあって、毎年2,000人以上の来場があります。