2025.08.12お知らせ
「子どもが好き」「子どもたちの成長を支える仕事がしたい」
そんな想いから、保育士や幼稚園教諭という夢を描いているあなたへ。
希望に胸を膨らませる一方で、進路選択という大きな壁に悩んでいませんか?
特に、保育士を目指す多くの高校生や社会人の方が迷うのが、「短期大学(短大)」と「専門学校」どちらに進むべきかという問題です。
「早く現場に出たいから専門学校がいいのかな?」
「短大って、専門学校と何が違うんだろう?」
「自分に合っているのはどっちなんだろう?」
大切な将来を決める選択だからこそ、後悔はしたくないですよね。
この記事では、そんなあなたの悩みを解決するために、保育士を目指す上での短大と専門学校の具体的な違いを、さまざまな角度から徹底的に比較・解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたにとって最適な進路が明確になり、自信を持って未来への一歩を踏み出せるはずです。ぜひ最後まで読んで、あなたの夢を叶えるためのヒントを見つけてください。
この記事は、千葉県木更津市で半世紀以上にわたり、地域に根差した保育者養成を行ってきた清和大学短期大学部がお届けします。
まず、保育士になるための代表的な進路を確認しておきましょう。
保育士資格を取得するには、主に以下の4つのルートがあります。
この中でも、最短2年で保育士資格の取得が目指せる「短期大学」と「専門学校」は、費用や時間を抑えたい方にとって人気の選択肢です。しかし、この2つは似ているようで、実は学びの内容から取得できる資格、キャンパスライフまで、多くの違いがあります。
ここからは、あなたの進路選択の鍵となる「短大」と「専門学校」の5つの違いについて、詳しく見ていきましょう。
比較項目 | 短期大学(短大) | 専門学校 |
① 学びの目的 | 学問として保育を学び、幅広い教養を身につける | 特定の職業に直結した技術を習得する |
② 取得できる資格・学位 | 短期大学士(学位) 保育士資格+幼稚園教諭免許状 | 専門士(称号) 保育士資格(単独の場合も) |
③ 学費 | 学校による(比較的抑えめな傾向) | 学校による(実習費等で高めな傾向) |
④ 就職先の広がり | 保育所、幼稚園、施設、一般企業など幅広い | 保育分野に特化している |
⑤ キャンパスライフ | 多様な学生との交流、サークル活動など豊か | 同じ目標を持つ仲間と集中できる環境 |
この表だけでは分からない、それぞれの具体的な中身を一つずつ解説していきます。
専門学校の最大の目的は、特定の職業に就くための実践的なスキルや技術を習得し、「即戦力」となる人材を育成することです。 カリキュラムは保育実習やピアノ、手遊び、造形といった実技科目の割合が多く、卒業後すぐに現場で活躍できる能力を最短距離で身につけることに特化しています。とにかく早く現場で通用するスキルを磨きたい、という人に向いているでしょう。
一方、短期大学は「大学」の一種であり、保育を「学問」として深く探求することを目的としています。
もちろん、専門学校と同様に実践的な実習や演習も豊富にありますが、それに加えて「なぜそうするのか?」という理論や背景を学ぶ授業が多いのが特徴です。
例えば、子どもの発達を心理学的な観点から理解する「発達心理学」や、子どもを取り巻く社会環境や制度について学ぶ「社会福祉学」、保護者支援の基礎となる「相談援助」など、保育の専門性をより深く、多角的に学ぶことができます
このような幅広い教養は、すぐには役立たないように見えるかもしれません。しかし、多様化・複雑化する現代の保育現場では、子ども一人ひとりの個性や家庭環境に合わせた柔軟な対応が求められます。幅広い知識と深い洞察力は、困難な場面に直面したときにあなたを支え、子どもの心に深く寄り添える「引き出しの多い保育者」になるための、確かな土台となるのです。
【清和大学短期大学部の学び】
本学では、保育の専門科目はもちろんのこと、豊かな人間性と社会性を育むための教養科目が充実しています。特に本学独自の「真心教育」の授業は、保育士や幼稚園教諭としてだけではなく、人生を豊かに追求していく心を学ぶことができます。
専門学校を卒業すると、「専門士」という称号が得られます。これは、一定水準以上の専門課程を修了した証明であり、就職の際に専門技術を習得した証となります。
取得できる資格は学校によりますが、保育士資格に特化しているケースが多く見られます。
短期大学を卒業すると、「短期大学士」という学位が与えられます。これは大学卒業の「学士」に準ずるものであり、4年制大学への編入の道も開かれています。
「もっと深く学びたくなった」「将来、大学院進学も考えたい」といったキャリアプランの変化にも柔軟に対応できるのが、短大の大きな強みです。
そして、資格取得における最大のメリットは、「保育士資格」と「幼稚園教諭二種免許状」を同時に取得できる学校が多いことです。
近年、保育園と幼稚園の機能を併せ持つ「認定こども園」が増加しており、両方の資格を持っていることは就職において非常に有利に働きます。将来、働く場所の選択肢を広げたいと考えるなら、2つの資格を同時に取得できる短大は非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
【清和大学短期大学部の資格取得】
本学では、卒業と同時に「保育士資格」と「幼稚園教諭二種免許状」の2つを全員が取得できます。さらに、希望者は「准学校心理士」や「社会福祉主事任用資格」も取得可能。これらの資格は、保育の現場はもちろん、児童福祉施設や公務員として働く際にも大きな強みとなり、あなたのキャリアの可能性を大きく広げます。
学費は、進路を決める上で非常に重要な要素ですよね。
一般的に、年間の学費だけを見ると、専門学校の方がやや高くなる傾向があると言われています。これは、実習や演習に必要な設備費や材料費が多くかかるためです。
しかし、これはあくまで一般的な傾向であり、学校や所在地によって大きく異なります。私立か公立かによっても差があります。
重要なのは、表面的な学費だけでなく、奨学金制度や特待生制度がどれだけ充実しているかをチェックすることです。
学校独自の奨学金制度を持つところもありますが、日本学生支援機構の奨学金を利用するのが一般的です。
大学法人ならではの独自の奨学金や授業料減免制度が充実している場合が多くあります。経済的な負担を軽減しながら学べる環境が整っているか、事前にしっかり確認しましょう。
【清和大学短期大学部の学費サポート】
本学では、学生の「学びたい」という意欲を経済的な面からも力強くサポートします。入学金・授業料が減免される各種特待生制度など、独自のサポートシステムを豊富に用意しています。経済的な不安がある方も、ぜひ一度ご相談ください。あなたの夢を諦める必要はありません。
(詳細は本学ウェブサイトの募集要項をご確認ください)
「就職率100%!」という言葉をよく見かけますが、大切なのはその「中身」です。あなたが希望する園に就職できるか、そして、長く働き続けられるかが重要です。
特定の保育分野とのパイプが強く、関連施設への就職に強い傾向があります。即戦力を求める園からの求人が多く集まります。
保育所や幼稚園はもちろんのこと、認定こども園、児童養護施設などの児童福祉施設、さらには保育の知識を活かして子ども関連の一般企業へ就職するなど、幅広い分野への就職実績があります。
また、公務員保育士を目指す学生へのサポートが手厚い短大も多くあります。就職サポート体制も、学校選びの重要なポイントです。大規模な学校では学生一人ひとりへのサポートが手薄になる可能性も。学生の人数に対して、キャリアセンターの職員がどれくらいいるのか、個別相談はしやすいかなども確認すると良いでしょう。
【清和大学短期大学部の就職サポート】
本学は、就職率100%近くを長年達成し続けています(2025年3月卒業生実績)。しかし、私たちが誇るのは数字だけではありません。その中身である「就職の質」です。
学生一人ひとりの希望や適性を丁寧にヒアリングし、キャリア支援センターの職員とクラス担任が一体となって、内定まで手厚くサポートします。アットホームな少人数教育だからこそできる、きめ細やかな個別指導が本学の強み。特に、公務員保育士(市役所・町役場)への就職に強い実績があり、多くの卒業生が地域の保育を支える担い手として活躍しています。
最後の違いは、2年間の学生生活、つまりキャンパスライフです。
比較的コンパクトな校舎で、同じ目標を持つ仲間たちと集中的に学ぶ環境です。クラス単位での行動が多く、一体感が生まれやすいでしょう。勉強に集中したい人には最適な環境と言えます。
緑豊かな広いキャンパス、サークル活動、学園祭など、専門分野の学習に加えて、豊かな人間関係を築き、社会性を育む機会に恵まれています。
授業以外の活動を通じて得られる経験や出会いは、視野を広げ、あなたの人間的な魅力を高めてくれるはずです。保育者にとって不可欠なコミュニケーション能力も、こうした多様な人々との関わりの中で自然と磨かれていきます。
【清和大学短期大学部のキャンパスライフ】
緑豊かなキャンパスが、あなたの学びの舞台です。附属幼稚園が3園あり、子どもたちと触れ合ったり、行事に参加したりと、キャンパスならびに附属園が実践的な学びの場となっているのが最大の特色です。
また、いつでも自由に使えるピアノ個室練習室や、学生同士で集まれるラーニングコモンズなど、施設も充実。アットホームな雰囲気の中で、先生や仲間とのびのびと、充実した2年間を送ることができます。
ここまで、5つの違いを見てきました。
専門学校が「保育の技術を習得する場所」なら、短大は「保育の専門性に加え、豊かな人間性を育む場所と言えるでしょう。
もちろん、どちらが良い・悪いというわけではありません。大切なのは、あなたが「どんな保育者になりたいか」そして「どんな2年間を過ごしたいか」を考え、自分の目標に合った場所を選ぶことです。
もしあなたが、
そう考えるなら、清和大学短期大学部は、あなたの夢を叶えるための最高の環境です。 私たちは、単に資格を取るためだけの場所ではありません。子どもたちの未来を創造するという大きな使命を担う、一人の人間を育てる場所です。学生一人ひとりの個性に寄り添い、あなたの「なりたい保育者像」を一緒に見つけ、実現に向けて全力でサポートすることをお約束します。
ブログをここまで読んでいただき、短大と専門学校の違い、そして清和大学短期大学部の魅力について、少しでも理解を深めていただけたでしょうか。
しかし、文章だけでは伝えきれない大学の雰囲気や、先生・在学生の温かさが清和にはあります。
あなたの目で、耳で、肌で、清和の魅力を直接感じてみませんか?
オープンキャンパスでは、模擬授業の体験やキャンパスツアー、在学生との交流会、入試や学費に関する個別相談など、あなたの疑問や不安を解消できるプログラムをたくさん用意しています。
「まだ進路を決めかねている…」という方も大歓迎です。
あなたの保育者への夢、清和大学短期大学部で一緒に育てていきましょう。
教職員、在学生一同、あなたにお会いできることを心から楽しみにしています!
▼清和大学短期大学部オープンキャンパスの詳細・お申し込みはこちらから!
https://seiwa-jc.ac.jp/message